中小企業診断士 登録証が届くまで
おかげさまで、ようやく「中小企業診断士登録証」が届きました。
4月20日に手元に届きました(後日談:4月22日付の官報に記載されました)。
そこで、本日は登録に至るまでのタイムスケジュールについて解説します。
目次
1.中小企業診断士登録 申請
まずは、中小企業診断士登録までのステップを簡単に紹介します。
中小企業診断士登録までのステップ
- 一次試験に合格をする(試験は基本的には8月)
- 二次試験筆記試験に合格をする(試験は基本的には10月)
- 二次試験口述試験に合格をする(試験は基本的には12月)
- 15日間の実務を実施する
- 登録の申請をする
- 登録証が届く
- 官報に記載される
このようなステップを踏みます。
詳細はこちらのサイトで確認してみて下さい → 中小企業庁:申請・届出の手引き
15日間の実務については、実務補修15日間コースを利用すると、登録の申請は3月になります。
申請について、的確であることが確認された者については、手続きが完了し次第登録となり、申請を受理した日の属する月の翌々月に氏名及び、登録番号を官報で公示するとともに、同時期に自宅住所宛てに中小企業診断士登録証を簡易書留郵便で郵送いたします。
中小企業庁ホームページより
登録の申請を3月にした場合、翌々月、つまり5月に登録となります。
申請の多い、2月や3月は手続きが若干遅くなり、後半に届くようです。
ただし、登録日については1日付となっておりました。
2.最短登録へのステップ
中小企業診断協会が実施する「実務補修」を利用する場合は、3月に登録申請が終了し、5月に登録完了が最短パターンです。
私は、「実務従事」のみで15日間を終わらせ、2月3日に申請書を郵送したので、4月登録となりました。
最短パターンは、合格発表がされたのが1月だったので、1月中に実務従事ポイントで申請をし、3月登録というパターンです。
いずれにせよ、この2か月以上の空白は、改善の余地は無いのですかね…。
1,000人全員とは言わないまでも、診断士として仕事する人が、少しでも早く仕事できれば労働生産性が改善するので。
少なくとも、労働生産性を改善させようとしている機関なので、頑張って欲しいものです。
また、最短ステップとは少し違うのですが、「養成課程」の場合は、例えば3月に終了をし申請をした場合、5月登録になるようです。
3.官報への記載
そして、最後に官報に記載されます。
おそらく、官報へ載せる手続きと、登録証を送る手続きを同時に行い、先に登録証が届き、すぐに官報に載るという形だと思います。
官報に載せることがはっきりしないと、登録証は送付できないですからね。
これで、ようやく「正式な」中小企業診断士となれます!
長い…。
二次試験から半年ほど経過してます。
国家資格ですので、慎重にやらなければならないということは分かりますが、もっと仕組みを簡単にし資格合格者にはスムーズに資格を付与するような仕組み作りができそうなものですが。
以上、簡単ではありますが、登録までのステップの紹介でした。
ちなみに、令和3年度は、二次試験合格が令和4年2月なので、最短でも4月登録ですね。
というか、2月・3月に15日間の実務補修できるんですかね。。