本紹介⑧お金の大学 一生お金に困らない5つの力
こんちはー!今日の本紹介は「お金の大学」でーす。
↑この文章が著者の「両@リベ大学長」の声で再生された方は、この記事を読む必要はありません(笑)
私がこの本を知ったきっかけは、YouTubeでの中田さんと学長のコラボ動画でした。
中田さん経由で、学長を知ったパターンです。
ですが、この動画を見たのはだいぶ後になってからです。
こういう人がいると認知した程度です。
その後、今年(令和3年)の2月にサラリーマン時代の後輩に会い、その後輩から「リベ大の動画見てます?」って聞かれました。
その時点でも見てなかったのですが、広く一般にまで広がっていることを知り、興味を持ち見始めました。
50万部を突破しているベストセラー本です。
最低限のマネーリテラシーが身に付く本だと思うので、気になっている人はぜひ購入しましょう。
今回は、本の内容は最低限に、本の生かし方という視点をメインに記事を書いていきます。
他の本紹介にご興味のある方は「まとめ記事」を参考にしてください
目次
1.一生お金に困らない5つの力
まずは、結論から言うと、この本では5つの力について書いてます。
その5つの力とは以下のようになってます。
一生お金に困らない5つの力
- 貯める:支出を減らす力
- 稼ぐ:収入を増やす力
- 増やす:資産を増やす力
- 守る:資産を減らさない力
- 使う:人生を豊かにすることにお金を使う力
以上です。
書いてあることは基本的に同意できることばかりでした。
一方で、「目から鱗の新たな発見!」というものも無かったです。
しっかりと、「マネーリテラシー」の基本に忠実なことが、丁寧に分かりやすく書いてあります。
個人的には学生や社会人になりたての若い人たちに読んで欲しい本です。
私が特に「なるほど」と思ったのは「収入を増やす力」の副業についてですね。
ここを掘り下げていこうと思います。
2.稼ぐ「収入を増やす力」
収入を増やす力で、副業について紹介されてます。
他の記事でも触れているよう、副業はすべきです。
この副業について非常に分かりやすく分類し、かつお勧めまでしてくれてます。
フロー型ビジネスとストック型ビジネス
- フロー型:やればすぐにお金になる・自分が動くのをやめたら終わり
- ストック型:お金を得るまでに時間がかかる・自分が動かなくてもしばらくお金になる
この2つの分類です。
フロー型の仕事はアルバイト、ストック型は起業、と何となくイメージが付くと思います。
他にも、例えばウェブデザインの仕事では、フロー型はサイト制作の下請け、ストック型はサイト運営と、同じ仕事でも方法により分けることができます。
この本では、特徴が違うだけで優劣があるわけではないから、目的に応じて選ぶのがよいと書いてあります。
イメージですが、まずはフロー型で色々試してみて、その中から徐々にストック型に移行できるものを探し移行していくイメージだと思います。
そして、親切におすすめの副業を8つも紹介してくれてます。
おすすめの副業
- せどり
- プログラミング
- ウェブデザイン
- 動画編集
- ハンドメイド
- アフィリエイトブログ
- YouTube
- デジタルコンテンツ販売
以上です。
できそうなものを、まずはフロー型(全部自分でやる)で試してみて、うまくいきそうであれば徐々にストック型(外注利用など)に移行していきます。
ちなみに、私はこの本を読む前から、ブログ・YouTubeをやってます。
副業にするつもりはないですが、プログラミングもやりますし、動画編集もやってます。
将来的には、本の販売をします(デジタルコンテンツ・年内には出したいと思っている)。
そして、学長の存在を知り、動画を見てすぐにせどりを始めました。
3.やるか、やらないか
まず断言します。
YouTubeでチャンネル登録100万人以上いて、本も50万部売れてます。
その方が推奨するこれらの5つの力について、どれだけの方が実行しているか。
はい、してません。
少しせどりも流行ったみたいですが、結局「転売」というイメージだけでまず始めない人が大半です。
ブログもです。
発信することがない、など理由を付けてやらない人が大半です。
最終的には「職場が副業禁止」だから、という理由ですね。
職場にバレない方法も紹介してくれているのですが、そこは見えない方が多いのでしょう。
これは、こういう人を責めているのではありません。
むしろ、動かない人が大半なので、後発で動いてもある程度稼げるので感謝してます。
学長自体も、ことあるごとに、「やるかやらないかです」「まず動くことです」って言ってるのですが、そこだけは聞こえない人が多いようです。
なぜか「FIRE」という言葉だけを発する人は多いですが。
何が違うんだ、と疑問に思われる方もいると思いますが、「FIRE」は目的にしない方がいいです。
「FIRE」は人生を豊かにするための手段です。
結局達成できる人は、達成したあとも他者貢献のために自分の時間を労働力を提供できる人です。
「FIRE」が利己的な目的になっている状況ではおそらく達成できません。
以前も、正しい本の読み方という記事で紹介しましたが、ビジネス書などは書いてあることを実践して初めて効果を得られます。
実践しないのであれば、本を読む時間すら無駄です。
リベ大の場合は「動画」まであるので、本当に「目的」を持って関与しないと、ただ時間を浪費するだけになる可能性もあります。
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4.お金以外のこともしっかり
あとは、この本は基本的に「お金」の話が中心です。
一方で、幸せな人生を生きるために最も必要なことは、「幸せとは何かを理解し、多幸感の中で生きること」です。
こういうことを学習して初めて「本当の自由」を手に入れられるのではないでしょうか?
著者のバックボーンもよく考えてみましょう。
高校生で起業し、既に20年以上働いている。10代で一億以上稼ぎ、社員全員に裏切られたこともある。
年間1億以上キャバクラに使ったこともあり、物品に浪費していたこともある。
税務署に怒られた。
などですね。
多くの失敗、挫折の上で、多くの努力を重ね、自分にとっての幸せとは何かを理解し、今それを実践しているという状況です。
これだけのことを成し遂げた人が、たかだか1,400円で知識を販売してくれているので、それを買い素直に実践すればよいのです。
その中で、自分の幸せとは何かを探し、それに向かっていけばよいのです。
なので、「お金」だけではなく、「多幸感」というものにも目を向けましょう。
5.まとめ
5つの力、全てを詳細に知りたい人は、1,400円で本を買いましょう。
今回は「稼ぐ」の副業に焦点を当てました。
その上で、いつも通り、結論は「やるか、やらないか」です。
社会人の平均勉強時間が1日6分であることからも、大半の人は努力をしません。
行動を起こさないのです。
失敗してもほぼノーリスク、儲かったら儲かった後に考えたらいい、それだけのことです。
行動を起こして欲しいのではなく、起こさない人が大半なので、おかげ様で利益を得られるのです。
この構図は今後も変わらないので、行動したもの勝ちです。
以上、今日が一番若い日です。悔いのない豊かな人生を生きよう。(学長のセリフそのまま抜粋)