中小企業診断士試験 二次試験過去問 難易度一覧

 令和3年一次試験まであと3か月を切りました。

 一足先に二次試験に関する記事です。

 今回は、二次試験の過去問(平成19年~令和2年)の事例Ⅰから事例Ⅳの難易度や備考などを、超主観的に一覧表にしてみました。

 優先度を「★」で示してますので、参考になればと思います。

 当然、全事例を解くのがベストなのですが、時間的な都合もあると思いますし、また簡単な事例から解いた方が自信にも繋がると思います。

1.前提条件について

 まず、私は二次試験については、以下のような学習をしました。

私の二次試験勉強方法

  • まず1周過去問を解いた
  • 全ての過去問の設問分析を実施した
  • 再度過去問を解いた

 

 ざっくりとこの流れです。

 まず1周全てを解き、その後「なぜそのような答えになるのか」という観点から、「設問分析」「与件文の読み込み」を徹底的に行いました。

 その後、再度解き直したということです。

 ですので、しっかりと問題を解いたのは2周ということになります。

 その2周分の「ふぞろい式での点数」もデータとして記載しておきます。

 他には、全知識、事例Ⅳ30日完成を使った学習や、事例Ⅳのみ計算問題のプロセス暗記などもやりました。

 詳しい学習については、下記を参照ください。

中小企業診断士試験にご興味のある方は「まとめ記事」を参考にしてください

2.事例Ⅰ

 早速事例Ⅰから見てみましょう。

 完全主観ですが、お勧め度が高く、難易度が低いものから解いていくと、学習に入りやすいと思います。

 つまり、平成29年度平成28年度からですね。

 次に、令和2年度・元年度と直近の問題を解いてみるとよいと思います。

 平成29年度と平成28年度の何が良いのかを具体的に解説していきます。

 平成29年度は、お菓子工場の事例です。

 扱っている商品がお菓子と分かりやすく、非常にイメージが付きやすいです。

 また、将来的にどのような姿になっていきたいのか、そのための課題などが非常に分かりやすいです。

 さらに、定番の「モラール向上」問題も出題されるので、事例Ⅰが非常に良く分かります。

 平成28年度は、昔は良かったけど、今は市場が変化し業況悪化し、今後新たな方向で進んでいくという鉄板パターンです。

 テーマもアルバム事業と何となくイメージが付きやすいものであり、市場の変化も分かりやすいです。

 

 古い事例は、やはり優先度は下がります。

 今と出題の傾向が違っていたりするので、どうしても新しい事例の方が優先度は高いです。

 ただ、色々な事例に触れておくことは悪いことではありません。

 時間がある方はぜひ取り組んでみましょう。

3.事例Ⅱ

 次は事例Ⅱです。

 おすすめは、平成30年度平成28年度です。

 平成30年度は、古い旅館の事例です。

 個人的には超良問です。

 イメージもしやすく、SNS活用・インバウンド客の確保など、最近の定番がしっかり抑えられています。

 解いていて非常に楽しく、街並みが頭に浮かんでくる良問です。

 関係ないですが、与件文を作る人の「ライティング技術」ってすごいですよね。

 次は平成28年度です。

 醤油メーカーの事例で、非常に身近なのでイメージがしやすいです。

 事例Ⅱの「誰に・何を・どうやって・効果」も思いつきやすいので、とっかかりとして非常におすすめの問題です。

 

 令和元年度のネイルサロンは、人によって分かれると思います。

 女性は非常に解きやすいのかもしれないですね。

 私は、令和元年度は237点で落ちているのですが、事例Ⅱが52点で最低点でした。

 自分にとっては「トラウマ」事例です(笑)。

 また、平成24年度についてです。

 焼酎メーカーの事例で、分かりやすいのですが、問題が非常に特徴的です。

 当時の受験者は、「爆死」した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 まず、「水平」「垂直」を問う問題があるのですが、逆に答えてしまったら40点失うという怖い問題があります。

 また、「コーズリレーテッドマーケティング」を問う問題があるのですが、そもそもこれが何か分からない。

 与件文を読んで、何となく「こういうことかな?」という予想は付くのですが、本番の緊張感で爆死した人もいるでしょう。

 もしこんな問題が出たらどうしよう、と恐怖を感じる年度です。

 正直、再現されることはないと思うのでやる必要性は低いですね。

 古い事例の中でも、平成21年度の商店街のスポーツ用品店の事例や、平成20年度の温泉旅館の事例は、十分に取り組む価値ありです。

4.事例Ⅲ

 どんどんいきましょう。事例Ⅲです。

 おすすめは平成28年度と平成26年度です。

 最近の事例は、問われている本質は変わらないのですが、何を聴いているのか分かりづらいという特徴があります。

 平成28年度と26年度は、問い方もまっすぐで分かりやすいです。

 平成28年度は、カット野菜の問題です。

 事例Ⅲの代表的な問題ではないでしょうか?

 とにかく改善点だらけのこの会社、問題点・課題が非常に分かりやすく、解きやすいです。

 平成26年度世界市場でニーズのある精密部品メーカーの事例です。

 強み、生産計画、生産統制、今後の方向性など、取り組みやすい作りになってます。

 令和元年度や平成29年度よりは先に解くことで、事例Ⅲのイメージが付きやすいと思います。

 事例Ⅲは、基本的には生産計画・生産統制をしっかり改善し、強みを生かしてあるべき姿に近づいていく、というパターンなので、古い問題でも十分やる価値のあるものが多くあります。

 ようするに、事例Ⅰや事例Ⅱより、出題傾向の変化が少ないということです。

 時間が許す限り、多くの事例を解くと、その分力が付いていくと思います。

5.事例Ⅳ

 最後に事例Ⅳです。

 事例Ⅳは、基本的に全て解きましょう

 そして、解答プロセスまで含めて暗記してしまうのがいいと思います。

 その中で、「ディシジョンツリー」「為替」「債権」「オプション」など、最近は出ない問題については優先度を下げるなどして、自身で調整していけばよいと思います。

 平成30年度は非常に難易度が高いです。

 二次試験は、この事例Ⅳのできが合否を左右する決定打となるので、過去問が80点くらい取れるようになっていることが望ましいですね。

 私があえて事例Ⅳで触れておきたいのは、平成25年度です。

 「リスク」に関しての知識を問う記述問題に、配点30点を付けた年度です。

 対策のしようがなく、知ってる・知らないで大きく評価が分かれてしまいます。

 しかも、一般的な知識ならまだしも、ややマニアックな知識でした。

 これは悪問ですね。まぁ、個人的な意見ですが。

 この問題は覚える必要がないと思います。

6.最後に

 以上となります。

 超主観的ですが、ある程度信頼してもらって大丈夫だと思います。

 まずは難易度が低く、優先度の高い問題から解いていきましょう。

 効率的な学習に繋がると思います。

 では、最後に私の1周目と2周目の合計点を貼り付けておきます。

 この間に行ったことが、設問分析なので、その効果の大きさが分かってもらえると思います。

 ここから分かることは、過去問で300点を超えることができるようになれば、余裕を持って合格できるということです。

 以上です。

参考:YouTube動画

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