読書による知識のアップデートの必要性

北村ゆきひろ

本日は、読書により定期的に知識をアップデートしましょう、という話をします。

このブログでは、様々な本を紹介しており、今後も継続的に紹介をしていきます。

今回は、最近私が読んでいたものの、紹介するような本ではなかったので、どのような本を読んでいたか・目的は何であったのか、という切り口で記事にしました。

1.最近読んでいる本について①

 このブログでは、ビジネス書や自己啓発本などを中心に紹介しております。

 前回の紹介から約1月半が経過しておりますが、紹介する本は決まってます。

 それが、『サピエンス全史』です。

 この本は、簡単にいうと「なぜホモ・サピエンスはここまで発展できたのか」みたいなことが書いてあります。

 そして、とにかく長い…かつ難解、ということで読み直しに非常に時間が掛かります。

 この本の中では『認知革命』という言葉が出てきます。

 現代に続くホモ・サピエンスの繁栄、文明の進化は3つの革命が大きな転機となっており、その3つの革命が以下の通りです。

『サピエンス全史』3つの革命

  • 認知革命
  • 農業革命
  • 科学革命

 詳細は本紹介でご説明します。

 この『認知革命』というものが非常に面白い考え方です。

 分かりやすく説明すると、「虚構と言えるものに価値を与え、それが価値のあるものだと認知すること」です。

 まぁ、さっぱり分からないですよね(笑)。

 例えば、紙幣です。

 ただの紙に価値があると思い込んでおります。

 当然、国の信用力などの概念も出てきますが、その概念自体虚構と言えます。

 資本主義と言った考え方も全て、作り上げられた虚構と言えます。

 これらを、価値のあるものと信じ込む力を『認知』と言い、これを唯一ホモ・サピエンスのみが持っていたため、ここまで繁栄したというのが、認知革命です。

 例えば、宗教をもとに数百万人という単位で集合体を形成できるのは、ホモ・サピエンスのみです。

 この、『認知革命』までを読んでから、そもそも歴史とはそもそも宗教とは、ということが気になり、それらの本を読みあさっていることが、最近本紹介をアップしていない理由です。

 いきなり世界史や宗教のことを紹介しても、しょうがないですからね(笑)。

 私は、歴史・宗教・哲学などは比較的好きな方です。

 しかし、最近それらを再学習する機会がなかったので、知識をアップデートしようと思い色々な本を読んでおります。

 具体的には以下のような本です。

最近読んでいる本①

  • 5大宗教に関する本
  • 無神論に関する本
  • 世界史に関する本
  • 日本史に関する本
  • 伝染病に関する本

 こんなところです。

 宗教・世界史を理解することは、現代を理解する上でも非常に重要です。

 また歴史を「宗教」という観点で見たり、「伝染病」という観点で見たりするのも、学びがあり面白いです。

2.最近読んでいる本②

 歴史の本以外に読んでいた本が、『MMT』に関するものです。

 MMT理論自体は、以前よりざっくりと理解しており、基本的に賛成の立場です。

 深い話は、私の理解が深まった後、ブログでも紹介していきたいと思います。

 私はこれまで、「日本が貧乏になっている」・「先行きは良くない」・「自分を守るためにもスキルアップをし、稼ぐ力を強くするべき」という論調で発信をしております。

 そして、今後もそのような前提をもとに、自身の行動を決めていく方針です。

 ただ、「日本を良くすることはできるのか」という観点も当然持っております。

 これまでも、「教育」「最低賃金引上げ」など、それらを推奨している本と共に考え方を紹介しております。

 MMT理論は、そもそもなぜ失われた30年が起きてしまったのか、ではこれからどうするべきか、ということが深く理解できます。

 簡単に言うと、本来デフレ脱却をしなければならないのに、インフレ対策の政策ばかり実施し、結果ますますデフレが拡大したというのが、失われた30年の内容です。

 デフレ脱却をするためにすべきことは、とにかくカネを配り、減税等によりカネが廻るようにすることです。

 まぁ、このように言うと多くの反論が出てしまうのが今の日本です。

 政策を決める政府側もそうですし、政治に無関心・もしくは学習をしない国民にも原因があり、負のスパイラルから抜け出せないのが現状です。

 結果、労働単価はどんどん安くなり、特定の人材派遣会社などが、利権のもと甘い汁を吸っています。

 解決策はあるものの、実行する・実行できる未来が見えないというのが、私の感じる現状です。

 現状を悲観しているだけでなく、解決策もしっかり学び(それが正しいとは言い切れないですし)、理解をしておくということは非常に重要です。

 実現性の観点から、最悪のケースも想定しながら、今自分が何をすべきかを決めていくということが、他人に人生を委ねない生き方だと思います。

 いずれにせよ、MMT理論等の本を読み、知識をアップデートすることは非常に有意義なことです。

中抜きするぜ

3.知識のアップデートの目的

 宗教・歴史・MMTなど、知識をアップデートする目的は何かというと、言ってしまえばただの知識欲です。

 あまり、歴史観や政治に関することを発信する気はありません。

 しかし、自分の中でそれらに対して『軸』を持っておくことは必要だと思います。

 今は8月です。戦争についても自身の軸にしている考え方は持っております。

 

 多面的に情報を取得し、時にはアップデートをし、自分なりの軸を持つことを目的としております。

 テレビや新聞など、一方的に情報を発信するだけのメディアを盲目的に信じることはやめましょう。

 テレビは問題外(一部例外はあるかもしれないですが)。

 新聞も、日経新聞ですら「国の借金〇兆円(国民一人あたり〇百万円)」という記事を平気で載せます。

 政治も経済も歴史も宗教観も、人に思想を押し付けることは一切必要ないですが、『自分はこう思う』という軸は持っておくべきだと思い、その情報もブラッシュアップするために、上で述べてきたような本を読んでいたということです。

4.最後に

北村ゆきひろ

以上、今回は最近読んでいた本の内容と、なぜそのような本を読んでいたのか、ということを記事にしました。

記事というより、雑記ブログですが。

自分なりの軸をしっかり持っておくことは、重要なことだと思います。

ここから少し話が変わりますが、先日横浜市長選が行われ、IR反対派の候補者が当選しました。

私はIR賛成派でした。

理由は「楽しそう」だからです。

何をするにも、新しいことを始める際にデメリットはあります。

今回のケースですと、借金や治安でしょうか?

いずれも余裕で対策できると思います。

私は単純に、日本で初のカジノが横浜にできて、その周辺に様々な施設ができ、世界基準のエンターテインメントを体験できることが、非常に楽しみでした。

デメリットばかりを強調し、新しいことを始める機会すら得られなかったのが、個人的に非常にがっかりしました。

まぁ、「やる」と言ったことをやらない確率も90%くらいありますが。

もちろん、熟考した上でIR反対の人も多くいると思います。

ただ一方的に与えられる情報に印象操作をされ、ものごとを多面的に見ることができない人も相当数いると思われ、それではいいように利用されてしまう危険性もある、ということを発信したかっただけです。

以上です。

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