効率的な本の読み方について 人生を好転させる本の読み方
今回は、「本の読み方」に関して、私なりの意見を書きたいと思います。
昨日、14時間かけてYouTubeの動画を2本上げました。
そして、本日はブログを1本書いた後、次の本紹介のために本を読み始めました。
「7つの習慣」です。読み直しは3回目になります。
途中まで読んだのですが、やっぱり新たな学び直しがあり、素晴らしい本です。
一方で、こんな疑問が湧いてきます。
「なぜ、この本がこれだけ売れていて、多くの人が読んでいるはずなのに、1つの習慣すら実行していない人が多いのか。」
という疑問です。
そこで、急遽この記事を書いてみることにしました。
本から何も学べなければ、読書の時間すら無駄です。
まずは、良い読書方法の参考にしていただければと思います。
他の本紹介にご興味のある方は「まとめ記事」を参考にしてください
目次
1.ジャンル分けをしっかりおこなう
まず、ファーストステップです。
「本」といっても色々な種類があります。
そこで私がやっているジャンル分けと、それぞれのジャンルに対する付き合い方を紹介します。
本のジャンル分け
- 文芸・趣味
- ビジネス書
- 教育(歴史、宗教、哲学など)
- 教育(専門書、How to)
- その他雑誌、漫画など
以上です。
文芸・趣味には、小説なども含まれます。このジャンルは、私の中では「娯楽」に分類してます。
つまり、自分にとってはゲーム、映画と同等です。
なので、私はゲームや映画を優先するため、このジャンルの本はほとんど読みません。
同じ理由でも、漫画は好きなので、娯楽として漫画は読みます。
残りの3つのジャンルについて具体的に説明していきます。
まず、ビジネス書ですが、幅広くこのジャンルに分類して読んでいます。
いわゆる自己啓発本と言われているものや、これまで紹介してきた本も全てここに分類されると思います。
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余談ですが、「自己啓発」と言われるだけで嫌悪感を示し、本を読まない正当な理由を手に入れたかのように振る舞うくせがある人は、直した方が良いと思います。
本の良し悪しは読んだあとに自分で判断するものです。
次の教育(歴史、宗教、哲学など)のジャンルは、ビジネスには直接関係しないかもしれないですが、知っておくと良いものです。
歴史や宗教・哲学は、自分なりに学び、自分なりの歴史観や価値観を持っておくべきだと思います。
歴史的な文学書は、最初の文芸・趣味ではなく、こっちに分類してます。
また、常に過去の情報がアップデートされていたりするので、学び直しをすると今までと違った価値観が持てますね。
「サピエンス全史」は、自分の中でこのジャンルに分類し、読んだものです。
面白かったですね。
最後に教育(専門書、How to)です。
専門書は、自分の中では、ドラッガーやコトラーなどです。
もっとライトな経営の本やマーケティングの本はビジネス書に分類しますね。
How to は、そのままで、最近だとWordpress、Excel、ブログ、YouTube、アフィリエイト、などなど、入門書や分からないことを調べるなどの意味合いです。
以上のようなジャンル分けで、読む・読まないを決定した上で、次に読み方を考えていきましょう。
2.本の読み方① それぞれのジャンルで得るものを認識する
次に、それぞれのジャンルの読み方についてです。
まず、娯楽に分類した本は、楽しく読んでおしまいです。
次に、教育(専門書、How to)は、とりあえずその場で知りたいこと・調べたいことを読み終わったらおしまいです。
また、新たに気になることが出たら、再度調べるための本です。
次に、教育(歴史、宗教、哲学など)です。
これらは、読んで気になったところ、学習できたこと、などをメモしたり付箋を貼っておくようにしておきましょう。
1冊から1つでも新たな知識・価値観が得られれば十分です。
最後にビジネス書です。
このジャンルの本は、実践できることはすぐ実践するということが重要です。
得られた知識そのものにはあまり価値がありません。
実行して初めて価値があるものです。
例えば、「ライフシフト」では、100歳以上まで生きるということが分かりました。
これを、少し自分でも調べてみて、確かに間違いなさそうだと思ったら、その価値観で人生設計をすぐに組み直すのです。
「嫌われる勇気」を読み、課題の分離という考え方を学んだなら、すぐに実践し他者の課題と自分の課題を分離し、他者の課題には踏み込まなければよいのです。
健康に関する本も、健康になるためにすぐ食事を減らし、食べるものを変え、運動を取り入れればよいだけです。
また、「7つの習慣」のような本では、抽象的な概念を、自分自身で具体化し、今の自分がやるべき習慣を決定すればよいのです。
この抽象→具体という考え方は、前田裕二さんのメモの魔力でも紹介されてますね。
そして、ビジネス書と分類されている本で書かれていることで、「すぐに行動に移す」という文言も非常に多いですよね。
結局、これが一番だと思います。
「やってみる」です。
「7つの習慣」も読んでもやらない人が多いということです。
上で紹介したものもそうですね。100歳まで生きると分かっても人生設計を直すことはせず、健康になる食事や習慣がわかってもやらない、ということです。
これはまさに他者の課題なので、やらないことを嘆いてもしょうがないですね。
この「読んでもやらない」というタイプの人は、このジャンルの本は読まなくてもよいと思います。
最も貴重な資産である「時間」を有効に使いましょう。
3.本の読み方② 実践する、読み直しをする
次に、さらにビジネス書を掘り下げていきます。
まず、実践しましょう。
前章で紹介した有名な本だけでなく、マーケティング・経営などの本も同様、良いと思ったことはすぐに取り入れて実践していきましょう。
次に、ある程度時間がたてば読み直しましょう。
なお、読み直しは最初から最後までじっくり読む必要はありません。
流し読みです。ただ、読み直しをすると新たな気づきが必ず得られると思います。
そして、また実践を継続していく、という形です。
私は、1年で100冊以上のビジネス書を読みましたが、また1年でもう100冊読むかというと、それはないです。
100冊読むと分かりますが、大体どの本も似たようなことを言ってます。
失礼かもしれないですが、言い回しが変わっているだけで、概念を抽象化し再度具体化すると、大体一緒です。
100冊の中から、有益だと思えた本をまた読みなおししていくイメージです。
とにかく実践に時間をかけていきましょう。
ある程度読めば後は実践あるのみです。
4.アウトプットを意識した読書
これは、最近の自分です。
ブログで紹介するというアウトプットを意識すると、非常に学びが多くなり、かつ記憶への定着も良いです。
おすすめします。
もし誰かに紹介するとしたら、どの部分を最も強調して紹介するか、などの視点を持ったり、感想をまとめてみたり、要約をしてみたり、などすると、理解が深まると思います。
5.まとめ
まとめ
- ジャンル分けをする
- それぞれのジャンルの本の読み方を変える
- ビジネス書に分類される本は、実践することに価値がある
- ビジネス書は、多くの本を読むより、深く読む
- アウトプットを意識する
以上です。
今回書いた「まずやってみる」ということですが、自分でも書いていて分かってます。
できない人が大半なんですよね。
だからこそ、やってみることで差別化が図れるのです。
最近流行りのリベ大も、99.99%以上の人が何もできないと思います。
世の中には素晴らしい情報が溢れてます。
本はその最たるものです。
低コストで物凄い価値が得られます。
自分は無知です。知識のある人がしっかり調べてくれているので、無知な自分はそれを実行するだけで時間を得られます。
本を読み、素直に実行していくこと。
これが最も効率が良く、人生を好転させる本の読み方です。
他の本紹介にご興味のある方は「まとめ記事」を参考にしてください